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1on1インタビュー

スタートアップが特許を取得するには?経営・マーケティング視点で支援【弁理士 濱田修サポーター】

K-NICサポーター・濱田修さんにインタビュー!

スタートアップが特許を取得するには?経営・マーケティング視点で支援【弁理士 濱田修サポーター】

「1on1インタビュー」とは、川崎市にある起業家支援拠点・K-NICで起業や経営に関する相談対応を行っているサポーターのプロフィールをインタビュー形式で掘り下げ、各サポーターが強みとする支援内容についてご紹介するシリーズ。
第2回目となる今回は、弁理士の濱田修さんです。

サポーター

濱田修
京都大学工学部・同大学院修了後、経営コンサルティングや化学メーカー、都内特許事務所等を経て独立。企業経営の視点から知的財産をより活用するべく活動しており、国内外の特許・商標・意匠等の出願業務だけでなく、市場調査・特許調査・科学技術関連調査などの調査業務を行っている。研究漬けの苦労や発明の楽しさを知る心強いサポーター。
https://www.k-nic.jp/supportor/1561/

1on1インタビュー

Q.どのような起業支援をしてきましたか?
A. 化学系・情報システム系の出願や知的財産のマネジメント支援などを行ってきました。知的財産のマネジメントでは、経営の資産である知的財産の効率の良い管理と秘密保守を両立する支援をしています。特許取得支援では、実施例などから特許取得に不足している内容を見出し、不足データの取得方法や具体的な実験のアドバイスなども行っています。

Q.スタートアップが弁理士に相談するメリットは?
A.特許を取得できるか難しい場合でも、先行技術と違うところを浮き彫りにすることで、狭い分野でも特許になる可能性があります。特許取得できなかったとしても、別の種類の権利とするなどして出願を無駄にしないようにすることもできます。そういった細かい制度を知らないと「特許出願をして結果を待つだけ」になりかねません。権利を上手く活用するうえでも、弁理士に相談するメリットはあると思います。

Q.濱田さんが起業支援をするうえで大切にしていることを教えてください。
A.発明のポイントや技術のどこに新規性・進歩性があるかを専門家として拾い上げることを大事にしています。それぞれの発明にオリジナルな部分があるわけですから、それを上手く話せる雰囲気を作ること、発明者の思う事業の方向性をしっかり確認して支援することが大切だと思っています。

▼インタビューの全編はこちらから!